- HOME>
- 皮膚のお悩み
できもの
ニキビ
ニキビは毛穴に皮脂や角質が詰まり、炎症を起こしている状態です。思春期に多く見られますが、成人でも発症することがあります。無理に潰すと跡(ニキビ跡)が残ることもありますので、気になる場合には当院の皮膚科へご相談ください。
原因
ホルモンバランスの崩れ
粉瘤(アテローム)
粉瘤は皮膚下にできた袋状の構造物に、毛穴や脂腺に皮脂が蓄積して生じるできものです。基本的には良性で、小さいものは経過観察可能ですが、大きいものや炎症を伴うものは外科的処置が必要です。
原因
毛穴の詰まり、細菌ウイルス感染など
イボ・水イボ
イボは皮膚の盛り上がりを指す俗称で、正式には「疣贅(ゆうぜい)」と言います。多くはウイルス感染によるもので、接触によって感染が広がる可能性もあります。特に子供の場合は、プールなどでの「水イボ(伝染性軟属腫)」への感染が多く見られます。
原因
ウイルス感染(ヒト乳頭腫ウイルス・伝染性軟属腫ウイルスなど)、加齢など
タコ・ウオノメ
どちらも繰り返しの圧迫や摩擦が原因となり、皮膚表面の角質が硬くなった状態です。混同されやすいですが、様々な部位にできるのがタコ、中心部に魚の目のような芯があるのがウオノメとお考えください。どちらも圧迫時に痛みを感じることがあります。
原因
圧迫や摩擦などの外的刺激
痛み
帯状疱疹
強い痛みを伴う発疹や水疱が、体の左右のどちらか一方にだけ生じます。後遺症として痛みが持続することもあります(帯状疱疹後神経痛)。
原因
過去に感染した水痘・帯状疱疹ウイルス
ヘルペス
ウイルス感染が原因となる皮膚疾患で、口や性器のまわりにピリピリとした痛みが生じた後、かゆみや熱感のある水疱(水ぶくれ)が現れます。性感染症の一つでもあり、再発を起こしやすいのが特徴です。
原因
単純ヘルペスウイルス(HSV)への感染
ブツブツ・水ぶくれ
とびひ(伝染性膿痂疹)
皮膚の感染症の一つで、かゆみを伴う水ぶくれが生じます。接触によって他の部位へ広がるため、かゆいからといって掻いてしまうと、飛び火のごとく広がってしまいます。お子様に多いため注意が必要です。
原因
細菌感染(ブドウ球菌や溶連菌など)
アトピー性皮膚炎
皮膚の乾燥とバリア機能の異常によって起こる皮膚の炎症です。体の左右対称に発赤や湿疹が生じて、強いかゆみを伴います。
原因
皮膚の乾燥、バリア機能の異常、アレルギーなど
かゆみ
フケ症(尋常性乾癬・脂漏性皮膚炎)
フケは正常な方にも生じますが、この量が異常に多くなることを「フケ症」と言います。かゆみを伴うことが多く、髪や肩に付いたフケによって、相手に不衛生な印象を与えかねません。
原因
頭皮の乾燥、皮脂の過剰(脂漏性皮膚炎)、免疫の異常(尋常性乾癬)など
かぶれ(接触皮膚炎)
刺激物質への物理的な接触が原因で起こる皮膚の炎症です。触れた物質(アレルゲン)へのアレルギー反応であることが多いですが、全く別の原因で炎症が起こることもありますので、安易な自己判断はお勧めしません。
原因
化粧品・薬品・動物・植物・金属などへの接触
じんましん
アレルギー反応や細菌感染、ストレスなどにより、皮膚にかゆみを伴う湿疹が突然現れます。通常は数時間から数日で自然に消失しますが、慢性化する場合もあります。
原因
アレルギー(エビ・カニ・ソバなどの食べ物や薬剤、昆虫など)、細菌・ウイルス感染、ストレスなど